岐阜県や愛知県で感染が拡大している豚コレラについて、和歌山県は6日、豚コレラ対策室を設置し、対策室幹事会を開いた。

 全国的には愛知県の豊田市、田原市、大阪府、滋賀県、岐阜県、長野県の飼養農場の豚から陽性が確認され、殺処分等の防疫措置が行われている。7日現在、和歌山県内での感染は確認されていないが、6日から県内飼養農家29戸(うち日高地方は豚2戸、イノシシ3戸)で家畜保健衛生所の一斉立ち入り検査を行い、ウイルス侵入防止策の徹底、異常豚等発見時の対応などを指導している。

 豚コレラは人に感染することはない。