U―14サッカー県トレセン代表メンバーに、日高地方からカナリーニョFCリオ所属の中瀬勇飛(松洋中2年)、小川壱紗(日高中2年)、馬部壮太良(日高附属中2年)、セレッソ和歌山所属の松本楽潤(御坊中2年)の4選手が選ばれた。28日から奈良県で行われる関西トレセンリーグに参戦する。4選手とも県選抜チームの中心選手で、活躍を誓っている。

トレセン候補生約30人が夏の合宿などで選考され、18人に絞られた。関西トレセンリーグは近畿2府4県の各トレセンチームと、ガンバ大阪、セレッソ大阪、京都サンガ、ヴィッセル神戸のJリーグジュニアユース4チームの計10チームが参加しているレベルの高いリーグで、今月28日から来年1月にかけて後期(第4節から)が始まる。

中瀬選手は中盤で攻撃を組み立てるゲームメーカー。ボールを受けてからのアイデアに優れ、ドリブル突破やスルーパスでチャンスを演出する。「もっと守備でも貢献することと、持ち味のパスを決めることを目標に頑張りたい」と抱負。MF小川選手は2年生ながらカナリーニョでも攻守の要として活躍するオールラウンダー。ペナルティエリア外からのシュートも武器。「守備をしっかりしながら、得点にも絡めるプレーでチームに貢献したい」と燃える。GKの馬部選手はDF陣にコーチングして統率する守護神。「キック力とシュートストップを磨きたい」と常に向上心を持っている。「シュートを止めて、全試合無失点を目指したい。守備陣に大きな声で指示を出してまとめたい」とこぶしを握る。

セレッソ和歌山でDFとして活躍する松本選手は173㌢の恵まれた体格で当たり負けしない強さが持ち味。右サイドを駆け上がって攻撃にも積極的に参加し、チャンスを作っている。「守備ではシュートブロック、攻撃ではチャンスを作れるように頑張る」と張り切っている。

写真=カナリーニョの馬部、中瀬、小川選手(左から)㊤とセレッソ和歌山の松本選手