県内でも猛威をふるっているインフルエンザは、最新の本年第3週(1月15~21日)の定点医療機関(49施設)からの患者報告数が45・18人となり、警報基準を突破した。
 県健康推進課によると、第3週の県全体の患者数は2214人。9つの保健所別でも海南と串本を除く7保健所が警報基準の30人を超え、多い順に和歌山市67・13人、湯浅48人、岩出43・5人と続き、御坊保健所管内は6番目で33・33人となっている。県内の患者報告数が警報基準を超えたのは2年ぶり。
 25日の新たな小中学校等の閉鎖措置は14校で、22日の45校をピークに減少傾向。日高地方はみなべ町の岩代小学校だけ。2年生(1学級)が25、26日の2日間、学年閉鎖となった。