日高川町の山野小学校(岡本真美校長)で12日、人形劇団むすび座の巡回公演が行われ、和佐、江川と3小の児童が楽しんだ。
 文化庁の「文化芸術による子供の育成事業」の一環。演目は「アラビアンナイト」で、ランプの力で大金持ちになった主人公が、奪われた母を取り戻すために闘う物語。劇団員たちが人形を巧みに操ってストーリーを展開し、クライマックスでは3、4㍍もある大きな魔人の人形が客席を覆い、子どもたちは大興奮=写真=。感動の物語に涙を流す児童の姿も見られた。
 公演に向けて、山野小の3年生から6年生11人は、9月に人形作りや演技のワークショップを行っており、劇団員と一緒に人形を操る場面もあった。