御坊市塩屋町の日高港が、地域住民の交流やPR発信拠点となる「みなとオアシス」に登録されることが、決まった。二階俊博代議士から連絡が入った。
 みなとオアシスは、港の施設やスペースを活用した住民参加型の継続的な地域振興の取り組みを行っている交流拠点を登録する国交省の制度。みなとオアシスごぼうは全国で103カ所目(県内では下津港、古座港に次いで3番目)の登録となる。日高港の利用促進に向けて国交省和歌山港湾事務所が昨年から登録へ向けた調査研究を進めていた。EEパークや日高港塩屋緑地などを中心に子どもまつり、宮子姫みなとフェスタ等の開催、大型客船の寄港など継続的な地域振興の取り組みが評価された。全国各地のみなとオアシスから港町グルメが集まり、来場客の投票でグランプリを競う「Sea級グルメ全国大会」の誘致・開催なども可能となる。
 11月19日に開催される宮子姫みなとフェスタのオープニングセレモニーの中で登録証交付式が行われる。