高級ブランドの偽物をオークションサイトで販売したとして、御坊署等は15日、御坊市薗の自称無職の女(49)を商標法違反の疑いで逮捕した。容疑を否認しているという。
 調べによると、容疑者は商標の使用に権利がないにも関わらず、昨年7月から9月にかけてインターネットのオークションサイトで、高級ブランド「シャネル」の偽物のバッグやポーチ合わせて3点を大阪と奈良の女性に計3476円で販売した疑い。サイバーパトロールからオークションサイトで容疑者が偽のブランド品を販売しているのが見つかり、自宅からシャネル103点をはじめ、「ジバンシー」や「コーチ」のロゴが付いた証拠となる商品約110点を押収した。
 調べに対して容疑者は「すべて本物だと思って出品、販売した」と供述。これまでオークションサイトには1000点以上を出品していたとみられており、同署は押収した商品の鑑定を進めるとともに、入手ルートや余罪について詳しく調べている。