御坊商工会議所、宮子姫顕彰会、市観光協会でつくる宮子姫コンテスト実行委員会(委員長・吉田擴御坊商工会議所会頭)が31日に商工会館で開かれ、第2回コンテストの応募要項を決めた。オフィシャルコンパニオンとして各種イベントに出演する宮子姫役を、前回と同様に日高新報と紀州新聞の読者投票で選抜する全国にない取り組み。募集期間は5日から23日までで、多数の応募を呼びかけている。
 同コンテストは宮子姫のイメージにふさわしい女性を選び、日高地方の振興と観光事業の発展に役立てようと昨年10月に初めて行われ、中島寛菜さんと三井若菜さんを選抜。商工祭や宮子姫みなとフェスタ、宮子姫顕彰祭、日高港での大型客船歓迎セレモニーなどさまざまなイベントに出演したが、任期が1年間となっているため、第2回コンテストで新たな宮子姫役を選抜する。
 応募資格は日高地方に在住・在勤で、髪の毛がきれいで健康的な独身女性。対象年齢は前回が16歳以上だったが、高校生の場合、各種イベントへの参加が制限されることも考えて、ことしは18歳以上に引き上げた。選出後は1年間、オフィシャルコンパニオンとして活躍してもらう。入賞者は2人。ことしも各10万円の賞金を用意する。応募用紙は会議所で配布。会議所と市観光協会のホームページでも入手できる。
 選考方法は8月下旬に書類での1次審査を行い、応募者の中から10人程度を選ぶ。9月には日高新報と紀州新聞がその10人程度の写真と名前を紹介。紙面にある投票用紙で読者に投票してもらい、得票数の上位2人を入賞とする。投票期間は9月9日から9月26日まで。投票場所は会議所、わくわくカード事務所(本町3丁目)、紀陽銀行御坊支店、きのくに信用金庫御坊営業部、JA紀州中央本所。入賞者の表彰式は9月30日に行われ、10月1日付の本紙などで紹介される。問い合わせは会議所℡22-1008まで。