県高校総体新体操競技の部が和歌山市の県立体育館で行われ、 南部高校2年の石橋澪選手 (みなべ町東岩代) が見事に2連覇を飾った。 出場10選手の中で、 クラブとリボンの2種目で安定した演技を披露。 いずれも最高得点をマークした。 8月9~11日、 福井県鯖江市で開催されるインターハイに出場する。  
団体競技はなく個人競技のみ。リボンとクラブの2種目の合計点数で競った。時間はいずれも1分30秒で、表現力、技の正確性、動きのキレなどが評価された。石橋さんは曲に合わせて華麗な演技を披露し、クラブでは2位に0・3点差をつけ18・25点でトップ。リボンでも、2位に1・475点差をつけ18・375点を出した。総合得点は36・625点で、準優勝だった浦中苑未選手(市立和歌山)に1・775点差をつけて優勝した。このほか同校からは3年生の加治木茜選手(みなべ町埴田)が4位、3年生の平野香帆選手(田辺市)が5位に入賞。石橋選手を含め3選手が、今月9・10の両日に堺市の金岡公園体育館で開かれる近畿大会の出場権も獲得した。石橋さんは「県大会は連覇がかかっていたので緊張し、普段通りの演技ができなかった面もある。近畿や全国大会では自信を持って挑みたい」、顧問の高瀬亜紀教諭は「練習通り大きな演技ができた。今後は難度点のつく演技も正確にできるよう指導したい」と話している。