日高郡市ジュニアバレーボール連盟主催、 本社協賛の第12回日高新報杯兼第35回春季大会が15日に市立体育館など2会場で開催され、 17チームが参加して熱戦を繰り広げた。 新年度になって初めての公式戦。 南部Aが3月の県新人大会覇者らしい戦いぶりを見せ、 決勝で日高を下して6年連続9回目の優勝。 3位決定戦は内原が制した。
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6連覇を決めた南部A
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銀メダルを胸に日高
 4グループに分かれて予選を行い、各グループ上位2チームが決勝トーナメントで熱戦を展開。選手たちはスタンドからの声援を受け、元気はつらつハッスルプレーを見せた。
 南部Aは予選2試合を快勝し、決勝トーナメントでも3試合すべてストレート勝ち。下村、谷口を中心にサーブが冴え、1月の郡市新人大会と同じカードとなった決勝も、尻上がりに調子を上げる田中のアタックで着実に得点を重ねた。日高も県新人大会3位の実力を発揮。決勝までの4試合をいずれもストレートで退け、決勝も川﨑のスパイクなどで粘ったが、リベンジはならなかった。
 南部Aの石井尚之監督は「春休み中の練習の成果が出せ、サーブがよかった」と笑顔を見せたが、「サーブレシーブが課題。全国大会へつながる今後の戦いに向けて鍛え直していきたい」と気を引き締め直していた。日高の﨑山忠士監督は「目標にしていた『拾ってつないで打ち抜くバレー』ができたと思う。残るシーズン、打倒南部で頑張りたい」と雪辱を誓っていた。
 3位決定戦は内原が川辺ひかり男子をストレートで破った。