有田フェニックス
0000000―0
000200×―2
日高オールスターズ
 夏に神奈川県の横浜スタジアムで開催される第29回全日本少年軟式野球大会の県予選大会が14日に開幕し、初日は和歌山市の和歌山東公園市民球場で参加8チームが1回戦を戦った。日高支部の日高オールスターズは第2試合で有田支部の有田フェニックスと対戦。村中の千金の2点二塁打とエース・中原の好投で2―0で勝ち、15日の準決勝進出を決めた。
 1回の2死一、三塁、2回の2死二、三塁など再三の好機をものにできなかったオールスターズだが、4回に均衡を破る。無死から関本が左前打。岡﨑が送りバントを決めると2死後、代打・小池の遊ゴロ失策で一、三塁と攻め立て、続く村中が中越えへ二塁打。代走で一塁にいた大前尋も一気に生還し、待望の先制点を手にした。
 オールスターズ打線は4回の2点だけとなったが、この日の投手陣にはそれで十分。エース・中原は3回まで四球1つのみの無安打投球。4回無死から二塁打を浴びたが、二ゴロ、スリーバント失敗、投飛で切り抜け、6回までを1安打無失点に封じた。7回は大石が3人で締めた。