第11回全国小学生ソフトテニス大会 (千葉県白子町・日本ソフトテニス連盟主催) が千葉県白子町で開かれ、 女子4年以下の部で日高ジュニアの塩路ほのかさん (志賀小4年) が、 和歌山LCCの福田ゆいさんとペアを組み見事初優勝した。 決勝では県予選で敗れたペアに大逆転の勝利を収め、「とってもうれしいです」 と満面の笑みを見せている。
 4年以下の部には全国から165組が出場。5組ごとの予選リーグ、決勝トーナメントで熱戦。昨年11月の県予選で2位に入り出場権を獲得した塩路・福田組は、予選リーグで4勝中3試合を4―0と圧倒的な強さで通過。決勝トーナメントは、初戦で富山のペアを4―1、2回戦で佐賀、3回戦で京都のペアを4―0、準決勝で岡山のペアを4―1で破り、決勝では県予選で敗れた橋本ジュニアのペアと対戦。3セットを先取されるなど序盤は押されたが、粘り強いプレーで4セットを奪い、見事リベンジを果たした。
 塩路さんは小学校1年生から日高ジュニアに所属しソフトテニスを始めた。強打はないものの、粘り強くラリーを続け相手のミスを誘うプレースタイル。全国優勝は初めてで「今大会でもいつも通りラリーを続けて勝つことができました」と笑顔。今後の目標については「学年別でなく全小学生対象の全国大会に出場し、5年生でベスト8、6年で優勝を目指したい」と意気込んでいる。
 塩路さんのほか、入賞は逃したものの男子5年で中野聖也・花岡忠寿組(印南ジュニア)が決勝トーナメント初戦突破、女子5年で林悠李・江川未来組(日高ジュニア)が決勝トーナメント出場を決めた。