0217④.jpg 県内の小中学生が郷土の誇りをかけてたすきをつなぐ第9回県市町村対抗ジュニア駅伝競走大会日高地方出場チームリレー紹介の最終回は、 日高川町。 新町になって5回目の挑戦。 ことしはハイレベルな小学生を中心に、 中学生も県内屈指の実力を誇る男子選手を擁すなど 「過去最高の実力」 と自信を持っている。 本番を前にメキメキと力を付けてきており、 悲願の8位入賞へまっしぐらだ。
 町村合併後、13、11、10位と年々成績を上げ、昨年は一歩及ばずの9位。過去最高の順位、タイムをマークしながら、またも入賞の壁に跳ね返されただけに「ことしこそ!」と大会へかける意気込みは例年以上に強い。昨年暮れ、全国高校駅伝に出場した宮崎芽依さん(日高高)らOGも指導に駆けつけ、"町一丸"となって目標達成を目指している。
 
 小学生は、日高地方駅伝区間賞の男子選手や2㌔を7分30秒前後で走れる女子選手ら好メンバーがそろい、うち3人は昨年もレースを経験している。 中学生は過去3度の出場経験があり、 3㌔を9分20秒で走破できる男子選手が中心。 残り男女5選手の踏ん張りがかぎを握る。
 
 2年前の春に町内にジュニアアスリートクラブが発足し、日ごろから陸上に取り組む選手が多くなったことで町全体の陸上レベルがアップ。昨年11月から始まった合同練習では、40人近い選手が互いに刺激し合って一層実力を引き上げている。本番を前に自己ベストを更新する選手が続出するなど上昇一途、悲願達成へ期待が高まっている。オープンを含め2チームの出場で、熊代信彦監督は「1秒を大切にする走りを心がけてほしい」と力を込める。
 
 メンバー 玉置俊久(団長)、熊代信彦(監督)、小谷剛史、原見浩樹(以上コーチ)▽小学生=中原廉仁(川辺西6年)、大前将暉(中津6年)、寺坂慎司朗(川辺西6年)、高尾亮規(中津6年)、貝野有輝(同6年)、西岡稔(川原河6年)、森泰成(江川5年)、田染翔一郎(笠松5年)、三原裕史(三百瀬5年)、寺本静香(川原河6年)、浦美波(中津6年)、岡奈津美(三百瀬5年)、西川由季子(川原河5年)、圦本絵梨佳(川辺西5年)、岡里紗(和佐5年)▽中学生=小山祐平(丹生3年)、森友孝(美山3年)、久保隆介(丹生3年)、坂田龍馬(同3年)、井邊昴志(同3年)、藤田岳(美山3年)、岡雅矢(早蘇2年)、篠原啓介(美山1年)、玉置功樹(同1年)、井邊公章(丹生1年)、福井瑞紀(丹生3年)、鉢本愛(美山3年)、芝﨑成美(大成3年)、西川千香子(美山2年)、三原千裕(早蘇1年)、岡真有(丹生1年)、飯田さくら(美山1年)