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少女漫画の最近のブログ記事


 「ポーの一族」最新話「春の夢」(萩尾望都著、小学館「フラワーズ」掲載)。

 とうとう完結を迎えました。
  
 ひゃああ...ブランカの運命が大変なことに...(笑)。
 でもファルカは幸せですよね...。

 何よりも凄いと思うのは、発表されたのは40年前であっても、「ポーの一族」という物語自身が終わってはいなかったこと。
 時代の裏側の見えない空間でひっそりと、脈々と生き続けていたということ。
 今現在も生きている、
 熱い血が流れ、息づき、脈打っている、ということ。

 夢幻のようなはかない詩的作品ではない。

 いま初めて次々と明かされる新事実がそれを実感させてくれて、ぞくぞくっときます。

 大老(キング)ポーは時のはざまからエドガーの前に姿を現し、バラの咲く村ポーの村はおとぎ話のようなのどかな桃源郷ではなく、ある種現実的な惨劇をはらんでいる。

 ポーだけではなかった。
 似て異なる種族がいた。
 ファルカも。
 オットマー氏たちも。

 垣間見せてくれた、新たな壮大な構築の一端。
 その存在自体に、ぞくぞくっとくる。

 広がりながら、複雑精妙にからまり合う世界図。

 そして「春の夢」の最終話では、エドガーとアランの関係性の核心にも言及されます。エドガーによって...。

 何より、「来春から新シリーズ開始!」
 これが嬉しいニュースでした!
 
 現在進行形で、物語が生きている!

 私の大好きな「メッシュ」をも思わせる、テンポのいいちょっとコミカルな台詞回しは、いまの時代と共に進む、物語自身の息吹の強靭さを感じさせてくれます。

 私、ファルカ好きだなー。
 中性的、というか両性的で、「フラワーフェスティバル」のリュスとか思い出させてくれるキャラ。

 さらなる奥行きと広がりを予感させてくれながら、エドガーとアランの物語はどんなところへ私達を連れていってくれるのでしょう。
 来春をワクワク待てるのがうれしい!

 


 
 
 

 

 

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プロフィール

サト 日高新報記者。文化関係等の取材、編集整理、連載随筆や投稿原稿の編集を担当。空いた時間が少しでもあれば、本か漫画を読まずにはいられない。料理や洗濯をしながらも、可能な限り本を手離せない真性活字中毒。常に面白い本の情報を求めています。音楽や映画、歌舞伎など舞台芸術も大好きです。ひのえうま生まれの女。

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