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 「ブラックペアン」第1回(TBS系)。

 主演・二宮和也。
 他出演・竹内涼真、小泉孝太郎、内野聖陽ら。

 高視聴率作品の続く日曜劇場枠。

 今回は、上質なコメディだった前作「99・9」とはがらりと趣を変え、重厚な医療ドラマ。  
 冒頭から緊迫感みなぎる状況で、たちまち観る者を物語世界へと引き込むつくりはさすが。
 主役はニノちゃん演じる天才外科医・渡海だけど、視点は竹内涼真演じる研修医・世良から。
 まだ経験値もほとんどないフレッシュな研修医を白、
 腕はいいがいわゆる「金の亡者」で性格の悪い「オペ室の悪魔」と呼ばれる天才外科医を黒、
 として、イメージを対比させるわけですね。

 「99・9」で松潤の深山弁護士を見て、この役をもしニノちゃんがやったらどうなるかと頭の中でシミュレーションしてみたんですが、まったく違うキャラになってしまうな、と。深山弁護士に関しては、あれ以上のハマり役はないですね。
 で、ニノちゃんです。
 私、ニノちゃんをドラマで観たことなくて、これが初。

 肩から力の抜けた、飄々とした雰囲気は松潤の深山弁護士と共通しています。
 でも純粋な好奇心のかたまりのような、ピュアなものを感じさせる深山弁護士とはもちろん、まったく違う人物像。
 どことなく気だるげな、斜に構えたような目。
 ぼそっとした口調で繰り返す「邪魔」の一言が、人に余計な気を使ったりは絶対にしないという性格を表す。
 同僚や上司に嫌われ、煙たがられる存在ではありますが、極悪人ではないですね。
「ブラックジャック」のように、機会を捉えては大金を要求する背景にはきっと何らかの事情があるのでしょう。
 今のところは世良に悪魔呼ばわりされていますが、これがひっくり返るところがきっと見所なんだろうな、と勝手に決めて、毎週展開を楽しみに観ていこうと思います。

 ラスト近くで鮮烈な印象を残した、渡海の血染めの手型。
 世良のキレイな手術着の胸に、ばん!と音を立てる勢いで捺された。
 
 これがニノちゃんのアドリブだったらしいとネットで知って、ちょっとびっくりしました。
 
 一瞬にして、2人のこれからの関係性を暗示する、実に効果的なインパクト。
 もしかすると、単に衝動的にベタベタの手をこのキレイな服で拭きたいと感じたところからの思いつきかもしれないけど。
 それがドラマの中で有効に作用するな、と瞬時に判断できたからこそ実行に移したんでしょうね。
 その「絵」が瞬間的に頭に浮かんだからこそ。

 アドリブが偉くて台本どおりの演技がそれより下ということはもちろんまったくなく、実際にはむしろその逆の方が多いとは思うんですが、ここではちょっと感心しました。
 
 役者として定評のあるニノちゃん。
 クセのある役をどう見せてくれるか、楽しみに観ていきます。


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プロフィール

サト 日高新報記者。文化関係等の取材、編集整理、連載随筆や投稿原稿の編集を担当。空いた時間が少しでもあれば、本か漫画を読まずにはいられない。料理や洗濯をしながらも、可能な限り本を手離せない真性活字中毒。常に面白い本の情報を求めています。音楽や映画、歌舞伎など舞台芸術も大好きです。ひのえうま生まれの女。

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