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定番シリーズ化or映画化希望~「99・9」SEASON2最終回~

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 「99・9 刑事専門弁護士」SEASON2最終回(TBS系)。
  
 シーズン2全9話、最終話までクオリティ保ったまま突っ走ってくれました。

 中盤で早くも深山の父の事件の真相が明らかになった時には、これからあとどういう方向に話が進んで行くのかと思いましたが、物語の視点が一層高みに向かったようで、最終話はそのシリアスな視点とコメディーのバランスが絶妙にとれていたように思います。

 8年越しの冤罪事件であるという重みがまず、最終回2時間スペシャルのボリュームにふさわしい。
 
 謎解きの妙味とコミカルな演出、そして内包されるメッセージ性。
 その三者のバランスがとれていて、自然に楽しんで観られるシリーズに仕上がっていたと思います。
 
 最大の魅力はやはり、エキセントリックな天才弁護士・深山大翔。
 緊迫した場面での、あの突然の笑顔といわゆるオヤジギャグ。
 現実の世界でそんなことをする弁護士は、それはもちろん完全にアウトですが(笑)、この作品世界においてはそんなことは問題ではないです。
 その特異なキャラクターの構成に有効なファクターとしてちゃんと機能しているから。
 
 バラエティ番組でみる「嵐の松潤」とはひと味違う、若干幼いような深山大翔。
 でも、この人以外ではこの味は出なかった。
 前にも書きましたが、この人とこの役はいい出会いだったと思います。
 
 そして最終回で特筆すべきは、一瞬帰ってきた立花彩乃。
 みんなの「あああ~~~~!!!」という力いっぱいのロングシャウトがよかった。それをスカして走っていく彩乃も、お約束どおりとはいえよかった(笑)。
 
 榮倉さんとはほぼ正反対のような雰囲気だった、木村文乃さんによる尾崎舞子。
 シリアスな空気をまとった繊細なイメージの知的美人で、「99・9」というドラマ世界にシーズン1にはなかった陰影を与えたような役どころでしたが、私は悪くなかったと思います。
 異なるタイプのヒロインを複数抱えるのは、作品の幅を広げることに通じる。
 いわば彩乃がナミで舞子がロビン、というのは安易なたとえかもしれないですが、それによって作品そのものの懐が大きくなったというか、新たな方向性を広げたといえるかもしれない。
 それは、この作品が今後も続いていくことを前提としてですが。
 最終回も、継続を示唆するような、一種爽やかな結び方で終わっていたし。
 私としてはぜひとも継続してほしいです。
 映画化もいいですね。
 あの、作品世界と絶妙にマッチしたカッコいいテーマ曲を、劇場で聴いてみたいような気がします。

 最終回の心に残った小ネタを1コ挙げると、「重版出来!」の週刊バイブス!
 表紙の「ドラゴン急流」がカッコいい!
 読みたいなー、あれ。
 

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プロフィール

サト 日高新報記者。文化関係等の取材、編集整理、連載随筆や投稿原稿の編集を担当。空いた時間が少しでもあれば、本か漫画を読まずにはいられない。料理や洗濯をしながらも、可能な限り本を手離せない真性活字中毒。常に面白い本の情報を求めています。音楽や映画、歌舞伎など舞台芸術も大好きです。ひのえうま生まれの女。

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