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「デスゲーム」決着! そして刻々と迫る3日目の最終局面~弱虫ペダル52巻~

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 「弱虫ペダル」52巻(渡辺航著、秋田書店)。

 広島呉南のエース・浦久保優策に関する庭妻の回顧録が、自分でも意外なくらいツボにハマったせいか、そのあとも話に感情移入しながらスッと読めたのでした。
 
 海に出て、荒波にもまれて、大物を仕留める、肌がチリチリするほどの充実感。
 浦久保父が道具箱持たせたのって、子供の体重じゃ柱に縛り付けても安定しないから、重しにしてるんですね。そんなところから海の上の荒々しい空気を妙にリアルに感じさせられて、その後、土日がヒマになってしまった浦久保の空疎な気持ちも、スッと心に入ってきました。
 その浦久保の気持ちを自分の気持ちのようにひしひしと感じ、思わず「じゃあ土日はあいとんじゃな」と怒鳴って、浦久保を仲間に引っぱり込まずにいられない庭妻の気持ちも。
  
 ...庭妻さん(「くん」が似合わない...)、ヒゲ生やす前のがいいなあ...(笑)。
 
 海の子供だった浦久保。
 こうやってバックグラウンドが描かれると、なかなかいいキャラしてるじゃないですか。
 「どっからどうみても小悪党」だなんて書いて悪かった。
 御堂筋とはまた違うけれども一種のマニアック。
 「すいません井尾谷さん」と笑う目がなんとも...。
 
 そして「デスゲーム」の決着。
 青八木の回想も、意表を衝く「チーム2人」が文字通り一体化しての走りも、青八木の力を受けた手島の何の記録にも残らない最後のライン突破も。
 不思議なくらい、絵に自然に気持ちが乗って、すいすいと読み込んでいけました。

 一人が一人の背中を押しながらの全力スプリント勝負。
 確かに、ちょっとした力加減や呼吸や、何やかやがちょっとズレるだけで、簡単にすっころんでしまいそう。
 「チーム2人」ならではのワザでした。

 そして手島&青八木を待つ総北側。

 2人を置いて加速せざるを得ないことを悟ったカブの青八木への思いを知って、肩をがしっとつかみ、

「今のは伝えた方がいいと思う

 伝えよう 鏑木くん」

 このまっすぐな笑顔で、この巻でも坂道らしさ全開ですね。
 これがあるから「ペダル」なんですね。

 チーム総北が6人そろって走るのって、1日目のスプリント(遠い昔のような...)以来だったのか...坂道にいわれて初めてわかった。
 最終日のこの局面へ来て。

 そして3日目の決着に向け、人員は少しずつ整理されていく...。
 その兆候を示しながら、次巻へ...。

 やっぱり、もっと詳しく書くのは次にしましょう。
 2年目の完全決着に向けて、私もそれを見届けるまでは口数少なくなってしまう...。
 

 

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プロフィール

サト 日高新報記者。文化関係等の取材、編集整理、連載随筆や投稿原稿の編集を担当。空いた時間が少しでもあれば、本か漫画を読まずにはいられない。料理や洗濯をしながらも、可能な限り本を手離せない真性活字中毒。常に面白い本の情報を求めています。音楽や映画、歌舞伎など舞台芸術も大好きです。ひのえうま生まれの女。

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